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いつか どこかで

わたくし的な風景のコレクション

木曽  秋日和   3          「黒川郷の道祖神」 


SIGMA SD15   SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM

長野県木曽郡木曽町福島  黒川郷地区      2011/11/7撮影 

ご訪問くださり、ありがとうございます。

思わぬ出会いがありました。





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木曾街道を、景色を見ながら、ゆったり走っていると、

気になる景色が有ったので、道を戻ろうと、狭い側道に入ってUタ-ンしようとすると、

小さな看板が目に入った。

「黒川郷地域の道祖神」の看板。

?、何だろうと、車を止め、読んでみると、

ここの集落は黒川郷と呼ばれ、道辻に道祖神が多くあるという。

神様のお導きか(笑)

県道走っていたら、絶対に解らなかった。

道端に車を止め、カメラを2台、首から提げ、

側溝も無い田舎道を歩き、道祖神を探しにいきました。



男女が、寄り添う道祖神。

この地域で、18体ほどあるそうです。

全部は、見つけられませんでした。

この道祖神は、享保の年号が彫ってあるのが見えます。

ほとんどの道祖神は、江戸時代後期に彫らえたそうです。





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女性の肩に、手をまわしていますね。

なんだか、微笑ましい。

男性の誇らしげな御顔、

小首を傾げた女性の幸せそうな表情が、みごとに表現されている。





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いい表情、

本当にいい表情をしています。



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しっかりと、手を握っていますね。

なにか、こちらに伝わるものがあります。

男性の手が、上にきていますね。

憶えておいてください。




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黒川郷地区は、川沿いに家が点在する山里の風景です。

道祖神を探しながら、印象に残る光景も、写真に収めていく。

こういうのも、楽しい。





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この写真のみ、   SIGMA DP2x   24.2mm F2.8






真っ赤な、ほうずきが、揺れていた。



10代の終わりに、友人の影響でカメラを始めて、

その時は、オリンパスのOM1-Nというカメラに、モノクロのフィルム詰めて、

お地蔵さんを撮っていたのを思いだした。

ここが、私の原点なのかなと、遠い昔を想った。






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今度の道祖神も、仲むつまじいお姿で、待っていくれました。

肩にかけた手は、先ほどの道祖神よりも、はっきりと彫られています。






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しっかり握られた手を見てください。

女性の手が、上になってますね。

先ほどの道祖神は、男性の手が上でしたね。

かかあ天下の家庭かな。





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そう考えると、

女性の方が、気が強そう、、、、いや、しっかりしていそうな印象が、、、。

男性の方は、人の良さそうな感じ。



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ここで、道祖神を撮っていると、

向こうから、十人ほどのカメラマンが、やってきます。

観ると、定年すぎて随分経つと思われる、男女のご老人達。

三脚を立てて、道祖神を撮り始めました。

そのうち、私よりは若いと思われる男性が、話しかけてきました。

東京から、来られたと言う事で、

あちこちの、石仏を撮られているという事でした。

その方は多分、サークルの世話役か、職業カメラマンか、そんな雰囲気が漂っていました。

道祖神の手の、上下の違いも、この方に教えて頂いたのです。

みんな、写真を楽しんでいらっしゃる。

そんな雰囲気が、伝わって、いいなあと、

道端で、眺めていた私です。






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最後は、この道祖神。

目立たない所に居らして、あやうく見逃すところでした。

この方は、亭主関白ですかね。

男性の口元が、への字になって、

ちょっと気難しくて、頑固おやじみたいです。





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でも、女性の表情観てください。

ものすごく、いい表情してるでしょ。

これは、完全に、女性の手のひらの上で、男性が泳がされている図、そのままですよ。

この、お二人、

ちょっと、覚えてて下さいね。





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道祖神が、届けるメッセージがあります。

私は、それを受け止めました。

人の営みは、今も昔も変わらない。

人の心も、変わらない。





道祖神は、

私を何処に導いてくれるのでしょう






木曽の秋の物語、

明日に続きます。
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コメント

No title

こんにちは。
こんなに人間味のある石像を始めて見ました。
似ているのに、それぞれ全く違う人間像を連想させてくれる・・・
どのような方が作ったのか、彫った時は何をイメージしたのかなど、
知らない方が面白いのかもしれませんが、一度聞いてみたいです^^

デリボウ #0cHguhQ2 | URL | 2011/11/13 12:50 * edit *

No title

こんばんは^^

とても表情豊かな、あたたかな石像ですね。
それぞれ表情が違っていて、とても素敵ですね。
石像に込められた思いを、聞いてみたい気がしますね。

明日も楽しみにしています。

ひろ #- | URL | 2011/11/13 20:43 * edit *

No title

こんばんは

一体一体 の石像の思いが読み取れるような
表情してますね、 温かい石像 初めて拝見しました。

トマトの夢3 #- | URL | 2011/11/13 22:06 * edit *

デリボウ 様

こんばんは。
これらの道祖神は、
何のために造られたか、今は解らないそうです。
私も聞いてみたいですね、
これを彫った人に。
どんなメッセージを込めたのかを。

om4ti #- | URL | 2011/11/13 23:30 * edit *

ひろ 様

こんばんは。
道祖神を彫った人の心は解らないですけど、
お顔を拝見していると、
声が聞こえてきそうです。
それは、私の心の声かも知れませんが。

om4ti #- | URL | 2011/11/13 23:42 * edit *

トマトの夢3 様

こんばんは。
石工さんは、相当の腕を持った方かなと思います。
顔の表情が、繊細で豊かですから。
気持を込めて彫られたのでしょうか。
だから、こちらに気持が伝わるのでしょうか。

om4ti #- | URL | 2011/11/13 23:48 * edit *

No title

こんにちは

道祖神というのでしたか

小さな古い集落の端とか山道で
よくみかけますが

じっくり見たことがなかったのですが
表情豊かなのですね
面白いです^^

調べてみたら
子孫繁栄とか交通安全などといった
村の守り神のようで
形も呼び名も様々なようですね

今度お見かけしましたら
素通りしないで
挨拶していこうかなと思いました^ー^

山の中でお見かけすると
こんなところにも
人の生活があったのかと思うときがあります






marim #L1x6umnE | URL | 2011/11/14 08:40 * edit *

marim様

こんにちは。
現代でも、不便なところなのに、
昔は、山里で、もっと生活も厳しかったでしょうに、
道祖神の様に、豊かな精神生活が有ったのだと思うと、
今の物質文明は、どうなんだって、思います。

om4ti #- | URL | 2011/11/14 17:20 * edit *

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