いつか　どこかで

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帰ろうとすると、

ある家の前で、作業をしている方が。

わらのほうきで、柿の表面を掃いていらっしゃいます。















連柿作りの、実際の作業が観れて、

大変にラッキーでした。















旧伊自良村の農の風景、

農家の軒先に連なる、柿の光景、

晩秋の、暖かく、穏やかな空気の中で、

写真が撮れて、満足な時間を過ごすことが出来た一日でした。

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岐阜県の山県市の旧伊自良村では、

「連柿」と呼ばれる干し柿作りが盛んに行われています。











連柿は、「伊自良大実（おおみ）」と言う渋柿を使い、

それを串とわらにより1連30個に編み上げます。











1mほどの長さに連ねられた連柿を、農家の軒先に吊します。











連柿は、初冬の日差しと寒風に約1ヶ月さらすと、あめ色に変色し、

甘味が凝縮され、特に迎春用の贈答品や縁起ものとして喜ばれます。











岐阜新聞に、写真が載っていたので、

私も、カメラを担いで、出かけたのです。












伊自良湖の手前に広がる山里、

それが旧伊自良村です。

今は、10年ほど前の市町村合併により、

伊自良の地名は、地図からは消えました。













細く、くねくねした道を、

ゆっくり、ゆっくり、車を走らせ、

家の軒先に視線を送ります。











軒先に、柿を見つけると、

車を止めて、カメラを首にぶらさげて、

庭にお邪魔します。












家の方に、撮影のお許しを得て、

撮らさせて頂きます。

どこでも、誰かは、いらっしゃいました。








この画像のみ、dp2xで撮影。





どの家でも、

こころよく、撮影の承諾を得られます。
























連柿の写真を撮っている間、ずっと吠えていた、このワンチャンも、

最後は、啼き疲れて、ポーズをとってくれた。


















明日も、もう一日、旧伊自良村の連柿の写真です。

なんだか、今、渋柿を食べたような気分になっていませんか？（＾＾）

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